クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:14歳のチアリーダーが空中演技後に死亡

2005年08月11日

14歳のチアリーダーが空中演技後に死亡


トスチアリーディングと言えば、左の写真のように頂点に上った女の子を空中に放り上げる“トス”演技を真っ先に思い浮かべる人も多いだろう。落下してきたときには、下のチームメートたちが受け止めてくれる。スリリングだが事故防止のための訓練を積んでいてこそ成立する大技なのだろう。

この秋の新学期から米国マサチューセッツ州でメドフォードの高校への入学が決まっていたアシュリー・バーンズさん(14歳)は、その日、別の高校との合同チアリーディング・チームの室内練習に参加していた。彼女は、中学校時代からポップワーナー・フットボール・リーグのチアリーディング・チームに参加していて、経験が浅かったわけではない。

トスされた後、アシュリーさんはお腹を下に向けて、チームメートたちの腕の中に落下した。決して床面に直接落ちたわけではないが、通常は背中を下に向けて落下しなければならない。

その後、彼女は腹痛を訴え始めた。まだしばらくは話すこともできたが、やがて呼吸困難に陥ってしまった。見る見る容態が悪くなっていった。

彼女は救急搬送先の病院で亡くなってしまった。合掌。正確な死因はまだわかっていないが、お腹を下に向けて落下し、仲間たちに受け止められたときの衝撃が彼女の体に何らかの影響を与えたようである。

チームのコーチ、ジュリー・ブラウンさんの証言によると、空中演技自体が失敗だったという。本来なら、空中で2回転した後、背中からチームメートの腕の中に落ちてくるはずだった。しかし、アシュリーさんは空中での回転に失敗した後、お腹から落下してきた。

一方、アシュリーさんが今年の6月まで通っていた中学校の校長から気になる証言も出ている。昨年度、彼女は原因不明の腹部の異常を訴え、学校を長期にわたり欠席していた。もともと何らかの病気を抱えていたところに衝撃を受けたために死に至った可能性もあるわけだが、今のところはっきりしたことはわかっていない。

いずれにせよ、一歩間違えば危険な演技ではあるが、本件は誰の不注意もとがめることはできないだろう。よって次のように評点をつけておこう。

危険物取り扱い不注意度0□□□□□□□□□□


ただし、彼女が以前に腹部の不調で受診した病院に何らかの落ち度があった可能性も否定はできないだろう。訴訟大国アメリカの話だけに、矛先がそちらに向けられそうな予感がしないでもない。




■Source: Teen dies after cheerleading stunt at camp (Associated Press)

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1. ホーム/2005-08-12  [ とんかつ3号 隠れ亭 ]   2005年08月12日 07:53
やはりマスコミがひた隠しにする郵政解散の理由と争点 (読我新聞) 自分は民営化賛成派。 選択肢 投票 民営化賛成 民営化反対 どうでも良い すんなり通った年金法...

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2. Posted by you could check here   2014年05月10日 18:40
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