なんでも評点:マウス・トゥ・マウス人工呼吸はネコにも有効

2005年06月23日

マウス・トゥ・マウス人工呼吸はネコにも有効


オーストラリア・クイーンズランド州トゥウンバの民家で、6月22日、14歳のアリーがガレージの自動扉に頭を挟まれた。それを見ていた一家の子供たちが悲鳴を上げ、三児の母ケリー・ジョーンズさんが家から飛び出してきた。

通常、“アリー”(Ally) は女性の名前だが、アリーは女性ではなかった。それどころか人間でもなく、オス猫だった。(映画『フリー・ウィリー』に出演したケイコが日本人女性でなく、オスのシャチだったのと同じようなものか)。

アリーは、地面に倒れていて、ぴくりとも動かない。心臓は鼓動を停止していた。「アリーを死なせないで」と子供たちがケリーさんに懇願する。ケリーさんは、人工蘇生術のやり方を知っていた。地元の救急隊所属の救急医療師である夫のステファンさんに教わったことがあったのだ。

「私はアリーの顔を自分の方に向けて、アリーの口と鼻を自分の口でふさぎました。そして慎重に息を吹き込みました。さらに、二本の指でアリーの心臓をマッサージしました」とケリーさんはオーストラリアのAAPニュース・エージェンシーに語っている。

1分ほど人工呼吸と心臓マッサージを続けると、アリーの喉がゴボゴボと鳴った。息を吹き返したのである。

ケリーさんは、息を吹き返したアリーを毛布でくるみ、ヒーターの前で数時間休ませてショックを和らげてあげた(南半球のオーストラリアは今、冬である)。

ケリーさんがアリーを蘇生したことを聞いた夫のステファンさんは、いたく感動した。「猫を蘇生できたのなら、人間だって蘇生できるよ」。

「ケリーの息はそんなに臭くなかったわ。もう一回やれと言われても平気よ」とケリーさん。

ともあれ、マウス・トゥ・マウス人工呼吸は猫にも有効なわけだ(もちろん、犬にも有効)。意外な気がするが、googleで検索すると多数のヒットがあった。獣医さんたちや一部の愛犬家の間では常識のようだ。よって、意外性を低く評価しておくべきだろう。

意外性3■■■□□□□□□□


ペット相手のマウス・トゥ・マウスは、人間相手の場合と多少手順に違いがある。たとえば、人間相手の場合は、息が漏れないように鼻を指でつまむ必要があるが、犬や猫の鼻はつまみにくい。

上記のケリーさんは、とっさの判断で猫の鼻と口から同時に息を吹き込んだが、口を手でふさいでしまって鼻から息を吹き込む方法が一般的なようである(マウス・トゥ・マウスではなく、“マウス・トゥ・ノーズ”ということになる)。ペットを飼っている人は、ぜひ覚えておくべきかもしれない。

ペットの人工蘇生法については、たとえば下記URLに図解入りの説明がある。なかなか興味深い。






■ Source: Kitty gets kiss of life (South African Press Association)

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miccckey at 19:04│
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Comments(4)clip!
(評)意外性 

この記事へのコメント

1. Posted by 植木屋の恋愛事情・株式上場2005   2005年06月24日 11:09
とはいっても、対人への人工呼吸の知識もないので

そこから勉強しないといけません(^^;
2. Posted by youks1   2005年06月24日 15:51
知人は新しく買った子犬にkittyという名を付けてました。

ゴールデンレトリーバー将来デカくなりそうですけど。
3. Posted by more info here   2014年05月11日 14:26
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4. Posted by  今更ですが   2019年05月20日 14:52
「ケリーの息はそんなに臭くなかったわ」とケリーさん
ケリーさん2人いる…?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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