2005年05月08日

今年だけで11万3千人以上の巨乳女性が巨乳を放棄 ― 米国の縮胸手術事情


豊胸手術は、洋の東西を問わず世界的なブームであるかに見える。日本でも一部の例外を除き、巨乳指向が強い。男性は巨乳に目を奪われ、(巨乳でない)女性は巨乳に憧れる。

米国人女性と言えば(少なくとも映像や画像として露出する芸能人やモデルを見ている限りは)、やたらと巨乳が多いようにも見える。しかし、天然巨乳の比率は低いと聞く。天然物のブロンドが少ないのと同じ理屈だろう。髪を染めるのと変わらない気軽さで(お金はうんとかかるが)豊胸手術を受ける人が多いからだろう。

ところが米国では、豊胸手術の件数が増える一方で、その逆の効果をもたらす“縮胸手術”の件数も増えつつある。本年度中に縮胸手術を受ける女性の数は11万3千人を超える見込み。昨年度と比べて11パーセントの増加だという。

11万3千人超という数字を目にして驚く人も多いだろう。縮胸手術を受ける女性は、当然のことながら天然巨乳の持ち主である。今年度中に、ただでさえレアな天然巨乳女性が11万3千人も減ってしまうのだ。豊胸手術と縮胸手術が同時に増加するという現在のトレンドが今後も続くと、米国では、ますます“人工巨乳”女性の比率が高くなっていくことだろう。

ただし、豊胸手術はさまざまな年齢層の女性が受けているが、あまり若いころから縮胸手術を受けようと考える女性は少ないようである。ある程度の年齢層までは、まだ天然巨乳女性の数が減らないといえるだろう。その点を考慮し、次のように評価しておこう。

悪循環指数7■■■■■■■□□□


さて、彼女たちがせっかくの巨乳を小さくしたいと思うのはなぜだろうか? まず、胸が大きすぎると、その重みが体に負担になる。カリフォルニア州の美容整形外科医グラント・スティーブン氏は次のように指摘している。

「胸が大きすぎる女性が日々味わっている苦痛というのは、一般の人にはなかなか理解してもらいにくいようですね。首、肩、背中に慢性的な痛みや凝りを患っているのが典型的です。頭痛もありがちです。胸が大きすぎて、ランニングやその他のスポーツなど、動きの激しい運動に困難を覚えている女性も多いのです」。

このように巨乳であることによって生じる身体的苦痛から解放されるのなら、巨乳じゃなくなったほうがいいと考える女性が少なくないのである。FDA(米国食品医薬品局)からも、このような苦痛を和らげるには縮胸手術が効果的であるというお墨付きが得られている。

また、胸が大きすぎると、乳房撮影(マンモグラフィ)による乳がん検診にも支障をきたす。初期の病変があっても検出しにくい。縮胸手術により余分な乳房組織を取り除いておけば、その心配もなくなり、乳がんの早期発見が可能になる。

スティーブン医師によると、巨乳であることが及ぼす影響は身体面だけにとどまらず、精神面の問題もあるという。「巨乳女性は、胸の大きさを意識するあまり自意識過剰になり、抑うつに陥ったり、自尊心を失ってしまったりしがちです」。

つまり、巨乳女性は絶えず周囲の注目を浴びるし、胸が大きいことに関して周囲からいろいろなことを言われる。そういうことが毎日続くわけで、自意識過剰になっていく。

さらに、自分に合うサイズの服も見つかりにくかったりする。巨乳を隠そうとすれば、ますます服選びに苦労する。巨乳の重みをうまく分散して、肩に食い込まないブラを見つけるのにも時間がかかる。

縮胸手術を受けて胸を小さくしてしまえば、慢性的な苦痛から解放される。天然巨乳女性の大半にとって、そのことだけでも縮胸手術を受けることの理由付けになる。

実際に縮胸手術を受けた女性のほとんどは、肩凝り、頭痛、胸の痛み、ブラのストラップの食い込み跡などといった身体的苦痛から解放されるばかりでなく、今までに得られなかったものが得られたことに満足感を覚えるという。自尊心が向上し、自分に自信が付き、今までなら支障があったような運動も楽にこなせるようになる。クオリティ・オブ・ライフ(日常生活における精神的・身体的・社会的・文化的・知的な満足度)自体が向上するのだという。

実際、米国では、あらゆる美容整形手術を対象とする術後の満足度調査で、縮胸手術がトップの座にランクしている。

まあ、一般には“もったいない”という意見が多そうだ。日本では、テレビやグラビアに登場する芸能人やモデルに限らず、巨乳女性がやたらと、もてはやされている。巨乳は得だと感じている女性も多いかもしれない(本人が巨乳でない場合も巨乳の場合も含めて)。

昔の日本では「色白は七難隠す」と言われていたが、いまや「巨乳は七難隠す」に置き換わっているほどかもしれない。まあ、実際、一部の芸能人を見ていると、そういう例も多そうだ。しかし、巨乳女性は本当に得をしているのだろうか? どこに損得の基準を置くかにもよるが・・・。


■ Source: Breast Reductions on the Rise as More Women Choose to Reduce in Order to Increase Their Quality of Life - Press Release(ニュースではなくプレス・リリース。あくまでネタ元として参照)

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1. 大きいことはいいことでもないそうで  [ どうでもいいこと ]   2005年05月08日 21:07
何事も大きければいいってものでもないのだそうです。 アメリカではこんなに多くの人...
2. 11万3000人のおっぱいが萎む  [ <<Blog ]   2005年05月09日 22:54
まだまだ日本では巨乳ブームが続いているようだが、アメリカでは、逆におっぱいを小さくする女性が増えているらしい。 「今年だけで11万3千人以上の巨乳女性が巨乳を放棄 ― 米国の縮胸手術事情」 【なんでも評点】 米国では、豊胸手術の件数が増える一方で、その逆の効果
3. 今年だけで11万3千人以上の巨乳女性が巨乳を放棄 ― 米国の縮胸手術事情  [ ナトガモ ブログニュース ]   2005年05月10日 22:51
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この記事へのコメント

1. Posted by 某S   2005年05月08日 21:56
何事もほどほどになんでしょうね。あまりに貧乳でお嘆きの女性も
いますので。ドラマ・トリックの山田さんもそうなんですが・・・。
2. Posted by 亜媚奈   2005年05月08日 22:14
私も天然巨乳です。いろいろと苦労してきました。巨乳じゃなかったら違う人生だったかも。
3. Posted by tokeisou   2005年05月09日 13:22
書き込み二回目です。
友人で大きな胸の人がやはり重くて不自由だし痛いとこぼしていました。

女性が胸を小さくする手術がはやっていると、フランス在住の人から20年くらい前に聞いた事があります。
小さくする理由は、ノーブラでTシャツやブラウスを着たいからというものです。
それと鼻を低くする手術もはやっていると聴きました。
胸が小さくて鼻が低い方がかわいいらしいです。
胸が小さい方が良いというのは何百年か前にもヨーロッパで一度はやったそうで、むかしの絵画などで巨乳が少ないのはそういう理由だそうです。
4. Posted by LittleBoy   2005年05月09日 23:00
業務連絡です。

ちんちんBlogの管理人です。いつもお世話になっています。

すみません。手違いで2回トラックバックを送ってしまいました。
お手数ですが、上の方(22:53の方)のトラックバックを削除いただけませんでしょうか?
※あわせて、このコメントも削除いただいて結構です。

5. Posted by dsdfs   2005年07月11日 15:03
kill all J*Ps.
6. Posted by 水銀党   2005年08月19日 02:01
胸が小さい女性は大きな胸に憧れますが、
豊胸手術する必要はないと思います。
私のように小さな胸が大好きという男性もいっぱいいるのですから。
7. Posted by 水銀党   2005年08月19日 02:03
胸が小さい女性は大きな胸に憧れますが、
豊胸手術をする必要はないと思います。
私のように小さな胸が大好きな男性も多くいるのですから。
8. Posted by 水銀党   2005年08月19日 02:06
すいません、二重登校してしまいました。
お時間があれば前者のほうを消してください。お願いします。
9. Posted by 加羅   2005年09月25日 18:40
巨乳でいいことなんかなんにもないです。
10. Posted by ななし   2009年12月30日 11:59
日本のサイズでGカップだが、好いこと無いよ。
可愛いブラ売ってないし、重いし。
走ると揺れて痛い。
着物好きなのに似合わないし(泣)

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