なんでも評点:12歳少女が3匹の犬と毎日のように交わっていた疑いで逮捕される

2005年04月07日

12歳少女が3匹の犬と毎日のように交わっていた疑いで逮捕される

南アフリカ共和国リムポポ州の村で、噂が本当だったことをその目で確かめた村人たちが3匹のオス犬を殴打した。現地の動物虐防止協会は、犬たちに回復の見込みがなく、これ以上苦痛にさらすのはよくないと判断し、犬たちを安楽死させたことを認めた。

「12歳の少女が毎日のように3匹のオス犬と交わっている」というのが、その噂だった。村人たちは事実を確かめるべく、少女の行動を監視していた。そして、先週火曜の白昼、ついに現場を押さえることになった。

村人たちが見張っていると、少女が自分の家の裏庭に現れた。そして、3匹のうち少なくとも1匹の犬と交わるところを村人たちが見届けたのだという。

警察が呼ばれ、少女は獣姦の疑いで逮捕された（南アでは獣姦は違法）。彼女は治安判事裁判所に出頭したが、精神鑑定を受けることになった。

警察の担当者は、精神鑑定の結果を早く知りたいと語っている。だが、現地のキリスト教会は、心の病とは見ていない。悪魔のせいなんだそうである。祈りと絶食によってしか少女を救えないという。

しかし、本当に少女が犬と交尾をしていたかどうか怪しいところである。これもまた、一種の魔女狩りまがいの騒動だった可能性があるのではないかと思う。南アの田舎では、少女に悪魔がとりついてどうのこうのという話がけっこう多いのだ。精神鑑定を受けるべきなのは実は村人たちだったりするかもしれない。

村人たちの証言が真実なのか、集団ヒステリー的な共同幻想なのかは五分五分といったところではないかと読む。

ありえる度５

■■■■■□□□□□

同じソース記事に、いくつかの別件のことも書かれている。

19歳の少年がヤギと交尾していた疑いで逮捕されたが、先週、不起訴処分になった。
2002年、リムポポ州の男性がヤギと交尾していたとして懲役18年を言い渡されている。その男性は、人間とセックスしたらHIVに感染しそうで恐いから、動物と交尾することにしたのだと供述した。
同じく2002年、メンドリと交尾してメンドリを死に至らしめた別の男性が逮捕後に自殺するという出来事があった。
同じく2002年、ロバと交尾し、地面にコンドームを散乱させたとして若い男性が逮捕された
2003年には、2頭のヤギと交わっていた男性が村人たちに捕らえられ、懲役10ヶ月を言い渡された。

同じ獣姦でも不起訴になったり、懲役10ヶ月を言い渡されたり、はては懲役18年の刑になったりする。その違いがどこにあるのかは、よくわからない。

日本では、こういうニュースは絶対に伝わってこない。報道規制云々より先に、日本では獣姦自体は犯罪ではないからだ。動物虐待とみなされたところで、めったに懲役刑を食らったりはしないだろう。南アで、こういう事件（報道）が多いのは、獣姦が違法だからだと思う。

■ Source: News24.com - Girl held for sex with dog

【関連記事】