クラウドソーシング「ランサーズ」 なんでも評点:保護命令に署名する前に彼女と話したいという言葉を信用すべきではなかった

2005年03月28日

保護命令に署名する前に彼女と話したいという言葉を信用すべきではなかった


南アフリカ共和国ムプマランガ州で、ある女性が元恋人に暴行を受けたとして訴訟を起こしていた。女性は、さらにその男が自分に接近できないように保護命令を申し立てた。

申し立てが認められ、彼女を伴った警官が43歳の男の家を訪れ、命令書に署名させることになった。(申請人がどうして署名に立ち会う必要があったのか疑問に思うが、南アの場合はそういうシステムのようである)。
男は、署名する前に彼女と少し話をさせてくれと警官に頼んだ。そのとき、女性はまだ警察車両の助手席に座っていた。

男は女性のいる助手席側まで歩いて行き、窓越しに話し掛けるふりをした。しかし実際には、懐からナイフを取り出し、間髪を入れずに女性を刺した。女性は、その場で死亡した。もちろん、男は現行犯で逮捕された。

女性と警官にとっては予想外の展開だったわけだが、男にすれば予定の行動だったのだろう。申請人が署名に立ち会うのが南アでは決まりごとなのかもしれないが、彼女を伴って現れた警官は、男に絶好の機会を提供してしまった。歯がゆい話である。

はがゆさ9■■■■■■■■■□


保護命令が効果を発揮するには、被命令者が逮捕されたくないと思っていることが大前提となる。このように逮捕されていもいいから自らの目的を果たしたいと考えている被命令者に対しては、何の効果もない。




■ Source: IOL - Woman killed after getting protection order

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