2005年03月01日

仰天系ニュース記事はGoogle Adsenseと相性が悪い?


Wired News: Quit Your Job to Blog, Blog, Blog」の記事によると、最近、米国ブログ界では一部の超有名ブロガーが読者からの寄付で生計を立てようとしているらしい。記事では、kottke.orgというブログが紹介されている。(この話が日本語化されていることに気づいた。Yahooコンピュータニュースの「ブログで生計を立てる――あるブロガーの挑戦」という記事である)。

kottke.orgにアクセスしてみると、なるほど、ページの一番上に寄付を求めるバナーとボックスがある。このボックスに金額を入力した後、クレジットカードなどで寄付ができるようになっている。

kottke.orgのオーナーはWebデザイナーということだが、ブログ一本で生活することを決め、先日会社を辞めてしまった。今のところ、本当に寄付だけで生活していけるかどうかは不明とのこと。

ブログで生活すると言うと、われわれが真っ先に思い浮かべるのは広告収入だろう。しかし、アフィリエート広告の場合、ブログ本来のコンテンツとの親和性を維持するのが難しいし、メンテも大変だ。

「なんでも評点」でも、アフィリエート広告を個別記事に紛れ込ませたりしているが、ほとんど売り上げはない。バイアグラが1セット売れたくらいのものである。Amazonに関しては、今年になってからかなり売れているようだが、まだ一度も報酬を受け取ったことがない。

Google Adsenseに関しては、筆者はもともと期待していなかったせいもあり、昨年の11月ごろまでトップページに小さく表示していただけだった。ところが配置を少し工夫すると、急にクリック数が増えるようになった。こちらもまだ一度も報酬を受け取ったことがないのだが、いろいろチューニングしていくうちにクリック数がさらに増えた。

アメリカにはGoogle Adsenseの収入だけで生計を立ているブロガーも少なくないという。しかし、Google Adsenseだけに依存するのは、かなりリスクが大きそうに思う。競合サービスがないからだ。

そもそもGoogle Adsenseには、不正クリックがらみの話も尽きない。逮捕された人もいるし、東南アジアとかでクリック要員を雇い、自分のサイトの広告をクリックさせて不当な利益を上げている人がいるという話も聞いたことがある。いつまで続くかわからないサービスなのだ。Google Adsenseの収入だけに頼って生活している人は、Google Adsenseがある日突然廃止されでもしたら路頭に迷うことになる。

また、サイトやブログで取り上げている内容によっては、Google Adsense広告が表示されないケースも多い。NGワードというやつである。だいたい犯罪に関するニュースを取り上げているとNGが出やすいことは、海外のニュース・サイトを見ているとよくわかる。犯罪に関する記事やページではAdsenseがたいがい代替広告になってしまっている。

日本語でもどうやら同じことが生じている。うちのブログのように、奇妙な事件をネタに記事を書いているブログには、Adsenseは不向きなのかもしれない。それが証拠にGoogle Adsenseが表示されない記事が5つも続いてしまった。

NGワードが含まれているらしい。だいたいどういう言葉がNGになるかは検討が付いている。単語1つでNGになるというよりは、単語の組み合わせでNGになる場合が多いように思う。

少し前にもGoogle Adsense広告が表示されなくなったときに、googleにメールで問い合わせてみた。すぐに返答があったのには感心させられた。次のような文面だった。

Google では、より関連性の高い広告をウェブページに配信できるように、コンテンツターゲットに関するアルゴリズムを定期的に改訂しております。このシステムは現在のところ適切に動作しておりますが、ごく一部のページで、関連性の低い広告や収益の対象とならない広告が掲載される場合があります。残念ながら、お問い合わせいただいたページはこのケースに該当するようです。このたびはご連絡いただきありがとうございました。お客様のご意見を基に、コンテンツターゲットサーバーをさらに改善し、この問題を回避できるよう努力いたします。


ちゃんと、うちのブログをチェックした上で返事してくれているのだ。普段からlivedoorBlog運営のずさんな対応に癖壁している筆者として、これは実に新鮮なことだった(livedoorBlogなど、問い合わせフォームから質問を送信しても、ほとんどの場合、無視される。たまに返答があっても2週間後とかである)。

さて、うちのブログにおける経験では、「子供」とか「児童」という単語が記事に含まれているときに、別のある単語を含めると確実にNGになることがだいたい判明してきた。

逆に、子供からかけ離れて、あまりにも“大人な”内容の言葉がいくつか重なってもNGになる傾向がありそうだ。それと、身分や階級の具体的呼称もアウトになることがあるようだ。刑務所絡みの話、処刑方法に関する表現がある場合は、ほぼNGになる。

その一方で、“レイプ”などの言葉が含まれていてもNGにならなかったりする。最近の記事のうち、AdsenseがNGになっている記事と、きわどい内容にも関わらずNGになっていない記事のリストを示しておく。

【NGになっている記事】



こうして並べてみると、NGワードの発生頻度がかなり高いことがわかる。残酷な事件などに関する記事がアウトになるのはしかたがない気もするのだが、以下の記事はなぜかちゃんとAdsenseが表示されている。

【きわどい内容なのにNGになっていない記事】



きわどい言葉でも、次の言葉の組み合わせはOKのようだ。

  • ペニス+切り取る、切断
  • 睾丸+切り取る、切断
  • 女子生徒+レイプ
  • 雌犬+交尾


うちのブログのNG記事は、Adsenseを研究している人の資料になればいいと思う。また、NGが出る具体的な理由がわかるという親切な人がおられたら、ぜひご教授願いたい。

うちのブログは開始して10ヶ月になる。開始当初からAdsenseに加入していたのだが、前述したように最近までAdsenseの運用に無頓着だった。そのため、そろそろ初小切手が送られてくるはずだが、まだ一度も報酬を受け取ったことがない。

実は、Adsenseの表示に気を遣うようになってから、一日の収入が50ドルを超える日があったりするようになってきた。それが毎日続けば、かなり割りのいい小遣い稼ぎにはなる。が、上のようにNG連発なので、収入は不安定である。

まあ私の場合は、本業で頑張ればいいだけのことだし、海外ニュースをブラウズしまくるのも自分の仕事のための勉強になると思っている。しかし、現在のAdsenseのNGワード検知システムは、ちと性能がよろしくない気がする。

面白いサイトやブログを作って運営すれば、Adsenseのコードを貼り付けておくだけで副収入が得られるというパラダイムが確立されれば、本当にネットが新しいメディアとしての実力を身につけることができるのではないかと思う。

だが前述したようにAdsenseというサービスがいつまで続くのかわからない。広告主にとっても有効なサービスであれば、競合サービスが出てきてしかるべきだと思う。livedoor広告はこの線をにらんでいるのかもしれないが、いまのところブログオーナーへの還元はないし、外部の広告主に売り込んでいるわけでもなさそうだ。

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1. Google AdsenseのNGワード  [ イけてるモノ・コト ]   2005年04月07日 22:52
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