G- なんでも評点:どちらの手を離すか − 激流の中、二児の母親が究極の選択を迫られた

2005年01月01日

どちらの手を離すか − 激流の中、二児の母親が究極の選択を迫られた


オーストラリアからプーケットにやって来て余暇を過ごしていたジリアン・サールズさんは究極の選択を迫られた。

彼女は、ホテルのプールサイドで二人の息子と一緒にいたところを津波に襲われた。5歳のレイチー君と2歳のブレイク君。激流の中に立ちながら、二人の息子の手を握り締めていたが、二人を救うのは無理だった。どちらかの手を離さないと自分も流されてしまう。
そしてジリアンさんは、5歳のレイチー君から手を離すことを決断した。すぐに下流側にいた女性がレイチー君をキャッチしてくれたかに見えた。だが、その女性も流れに巻き込まれてしまい、手を離した。レイチー君はそのまま流されていった。ジリアンさんは絶叫した。

水の中から2歳のブレイク君を助け出した後、5歳のレイチー君を探したがその姿はどこにも見当たらない。死んでしまったのだと思った。

しかし、5歳のレイチー君は奇跡的に生きていた。泥まみれになってホテルのドアにしがみついているところを2時間後に発見されたのである。彼が最初に父親に話した言葉は、「手が汚れちゃった。服を洗わないと」。

「お母さんを呼んで泣いていたけど、その後は静かにしてたんだ」

ジリアンさんの究極の選択は決して間違ってはいなかっただろう。2歳の子が自力で助かる可能性よりは、5歳の子が自力で助かる可能性の方がまだ大きいのだから。とはいえ、これはたとえば生存可能性0.1%と1%を比較するようなもの。

5歳のレイチー君は、よくぞ生き延びたものである。

けなげさ10■■■■■■■■■■


プーケットのビーチでは、およそ3500体の遺体が発見された。しかし、瓦礫や砂に埋もれたまま見つかっていない人や、沖合に流されてしまった人の数は予想も付かないという。




■ Source: Yahoo! News - Mom Forced to Choose Sons During Tsunami

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この記事へのコメント

1. Posted by mitaiti   2007年10月09日 22:25
なんとまあ・・・
愛情は奇跡をも呼び寄せますか・・・
何はともあれ、無事でよかったです。
2. Posted by 瑞樹   2009年08月10日 01:37
5 確かに究極の選択ですね…。
私にも二人子供がいるので、人ごととは思えません。
この時の母親の心境を思うと、胸が締め付けられます。
無事でなによりです。
3. Posted by    2011年07月25日 15:22
東日本大震災の時にもこうした究極の選択があったとしたら
本当に不幸です
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