G- なんでも評点:前代未聞の“屋内”ヌード禁止令(メキシコ発)

2004年12月24日

前代未聞の“屋内”ヌード禁止令(メキシコ発)


地図中、番号5がビヤエルモサ。かなり南部にある。メキシコの南部のビヤエルモサ(Villahermosa)では、裸になることを禁止する規制案が市議会を通過した。ビヤエルモサは、メキシコ湾南部に面しており、汗だくになるような蒸し暑い気候で知られている。

そりゃ、お天道様の下、裸でうろつきたくなる気持ちもわからないではないなあ。そう思ったあなた、読みが甘いですよ。

この禁止令は、来年1月1日からの施行が決まっている。違反すると、最大で36時間の身柄拘束か、121ドルの罰金のいずれかが言い渡される。

規制案を可決させた与党所属のブランカ・エステラ・プリド市議は、こう話している。「昨今のモラルの欠如をなんとかするには、一切の妥協のない対策が必要ですからね」。同市では、このほかにもモラル向上のために、さまざまな規制強化が進められており、今回の屋内ヌード禁止令もその一環と位置づけられている。

野党のロドリゴ・サンチェス市議は、怒りをあらわにしている。「自分の家の中で裸になることを禁止するなんて、本当に馬鹿げている。その馬鹿げた対策”とやらで、市民の人権を侵害しようとしているのです」。

彼はさらにこう付け加えている。「各市民が自分の家の中で裸になっているかどうかをどうやって調べようというのか、まったく見当も付きませんな」。

一方、与党のプリド市議は、違反はちゃんと摘発できると主張している。「大多数の市民は、家の窓を開け放っています。外から見えることなんかお構いなしに、裸になってくつろぐ人もいるわけです。外を通り過ぎる人がそんな光景を見かけたら、警察に通報してくれるはず」。

「ただし」とブリド市議は付け加えている。「覗きは、これまた別の犯罪行為になりますけどね」。

この話を聞いて、開いた口が塞がらないのは筆者だけではないだろう。

第一、こんな規制が長期にわたって施行されると、ビヤエルモサ市の人口が減ってしまうのではないか。嫌気がさして移転していく人がいるというだけではない。シャワールームでも裸になれず、ベッドルームでも裸になれないとしたら、みんな困るでしょ? 

まあ、元記事は面白おかしく書くために意図的にディテールをはしょっているのだろう。おそらく実際には、リビングルームやキッチンなど、本来裸になるべきでない部屋で裸になることを禁じるものではないかと思われる。

それにしても、こんな規制で誰が得をするというのだろう。他人が屋内で裸になるのをやめたところで、何か良いことがあるのだろうか。それどころか、自分も裸になれないのだ。モラル対策とか大義名分を掲げているが、ありがた迷惑もはなはだしい。筆者が市民ならそう思う。

ありがた迷惑さ10■■■■■■■■■■


【当ブログ内の参考記事】






■ Source: CBS News | Mexican City Bans Indoor Nudity

当ブログの全記事一覧を見る



この記事の先頭に戻る

Google
WWW を検索 評点




トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. え?家の中でも裸はダメ?  [ 大場課長の剃り残し ]   2004年12月31日 06:17
メキシコのとある市の条例で、室内で全裸になることが禁止されるという。これに違反すると、逮捕されて禁固刑だとか。・・・家の中でチ○コ出してキンコ刑ですか。さすがアミ〜ゴ。なんでもその街は蒸し暑いので、ほとんど家の窓は開けっ放しで、室内で裸になる人が多いと...

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔