2004年12月19日
筆者は二十代前半のころ、イギリスでしばらく暮らしていたことがあり、うち数ヶ月はケンブリッジ近くの田舎町に住んだ。週に１、２回はケンブリッジで夜遊びしたものだ。パブで軽く飲んだ後、ディスコに踊りに行ったりしていた。そのころは、そんなに匂わなかったように思う。
だが、今、ケンブリッジでは、パブやクラブで飲んだ男性客が町中のいたるところで“自然の呼び声”に答えている。そのため、アンモニア臭がたちこめ、建物の壁が尿で汚されている。
だが、今、ケンブリッジでは、パブやクラブで飲んだ男性客が町中のいたるところで“自然の呼び声”に答えている。そのため、アンモニア臭がたちこめ、建物の壁が尿で汚されている。
歴史と伝統の街ケンブリッジを尿汚染から守るべく、市議会が切り札として投入しているのが写真のような移動式トイレ。名づけてPee Pod（オシッコ・ポッド）。市議会では、まず手始めに6基のPee Podをマーケット・スクウェアに設置し、酔客たちを招いた。
Pee Pod推進派のマリールイス・ホランド議員はこう語っている。「ケンブリッジの美化と無臭化に関心を持たない人はいないはず。ビール会社、クラブのオーナー、移動式ファースト・フード店のオーナーなど、多方面からCambridge Pee Podスポンサーシップへの参加があるように働きかけていきます」。
パークサイド警察署のクリス・ポーター警部もPee Podプロジェクトを歓迎している。「ストリートが尿汚染されると、治安の悪化につながります。私もぜひ、この計画をサポートしたい」。
さて、このPee Pod、写真を見ると分かるように排尿中の男性の背中が丸見えになる。個室式の移動トイレだと、酔っ払いが中に閉じこもってしまったり、何か反社会的な行動に利用されたりする心配があるから、開放式のデザインが採用されたのだろう。
Pee Podは、明るくて目立つところに設置されることになるはず。写真のような脱力系の光景がこれからケンブリッジの名物になっていくのであろう。
| 脱力度８ | ■■■■■■■■□□ |
■ Source: Cambridge News - Toilet pods take the P
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この記事へのコメント
1. Posted by Nory 2004年12月20日 07:26
わらった
情けない後ろ姿がいい（笑）
しかしこんな格好をさらさなければいけないほどモラルが下がっているのも・・・
情けない後ろ姿がいい（笑）
しかしこんな格好をさらさなければいけないほどモラルが下がっているのも・・・
2. Posted by miccckey 2004年12月21日 15:30
＞Noryさん
後姿、情けないでしょ？（笑）
英国ではモラルが下がってるんでしょうかねえ。
後姿、情けないでしょ？（笑）
英国ではモラルが下がってるんでしょうかねえ。
