G- なんでも評点:防弾チョッキを試してみたくなった二人を悲劇が待っていた

2004年12月16日

防弾チョッキを試してみたくなった二人を悲劇が待っていた


防弾チョッキを手に入れたら、試してみたくなる? まあ、銃の所持が禁止されている日本の場合は試しようがないのだが、米国アイダホ州に住む二人の男性は、やっぱりその効果を試してみたかったらしい。アレクサンダー・ジョセフ・スワンディック(20)とデビッド・ジョン・ヒュース(30)の二人である。

まず最初に、ゴミ袋の手前に防弾チョッキを置き、2回撃ってみた。弾は貫通しなかった。ならば、次は「人体実験」だと考えたらしい。

アレクサンダーさんは防弾チョッキをおもむろに着用し、10歳上のデビッドさんに言った。「さあ、撃ってみて」。

ところが弾はなぜか防弾チョッキを貫通し、アレクサンダーさんの体を撃ち抜いてしまった。病院に運ばれたが間もなく死亡が確認された。

デビッドさんは最初、警察の取り調べに対して「アレクサンダーが自分で自分を撃ったんだ」と答えていたが、しばらくして真相を白状した。彼は過失致死の疑いで審判を受けることになる。有罪となれば、最大で10年の懲役刑である。

警察の発表によると、彼らが防弾チョッキと信じていたものは、実は弾丸をさえぎるようには設計されておらず、手榴弾の破片から体を守るためものだったという。かように、人間の思い込みは時として恐ろしい結果を招く。

この後、筆者の読みでは遺族が製造元を相手にPL訴訟を起こすのではないかと思う。だが、製品にはちゃんとNot Bulletproof(防弾ではありません)というラベルが縫いこまれていそうだ。

それでも二人にとって、まぎらわしいものであったことに違いはあるまい。命に関わる「まぎらわしさ」は最高点に値する。

まぎらわしさ10■■■■■■■■■■


その昔、ゾウが踏んでも壊れない筆箱というのがあったのを思い出す。路上でゾウを見かけるタイならまだしも、試そうにも試すことなんてできやしない。ダイバーウォッチの防水性能だって、実際に試したことのある人はごく少数派だろう。

エアバッグが実際に開くかどうかを試してみたくなる人はあまりいないだろう。防弾チョッキを自ら着用して試すのは、それに似ているかもしれない。

【当ブログ内の参考記事】





■ Source: News | canada.com network | Idaho man charged with fatally shooting friend through protective vest on dare


この記事の先頭に戻る

Google
WWW を検索 評点




miccckey at 17:18│
はてなブックマーク - 防弾チョッキを試してみたくなった二人を悲劇が待っていた
Comments(9)TrackBack(5)clip!
(評)まぎらわしさ 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. だめだぁ・・・信じられん!良く出来るヨ!  [ 忘れぬ先のメモ ]   2004年12月19日 18:33
なんでも評点で紹介されている「防弾チョッキを試した二人」・・・いや!怖くて!良く出来るヨ! 試射したってネェ〜・・・打つ人の手元が狂う事もあるだろうし・・・銃の暴発も。 そもそも、これが「銃」に対する感覚の違いなんでしょうか!
2. ニュース  [ ヒロの日記? ]   2004年12月19日 21:17
*★マイケル・ジャクソン、邸宅訪れた子供たちにあいさつ どちらの顔が真実なのか・・・(いや、整形のことじゃないですよ) *★ちっとも出会えない「出会い系」(loveless zero様より) おそらく ...
3. 見た目、表現の紛らわしさ  [ まつおひろしBlog ( 仮 ) ]   2004年12月19日 22:25
なんでも評価より 本当にその機能が存在するかなんて試してみたことのある人にしかわからないことで、それを前提とした販売方法がとられていないことが今の時代でも多い。 商品の曖昧さをカバーする甘い言葉の利用を控えて欲しいもんです。 ソフトウェアなんて期待はず.
4. サガン鳥栖  [ Rocket Brothers ]   2004年12月21日 21:56
小学生の女児を“着せ替え人形”にした23歳クズ御用 事件自体が衝撃的だが、地元だったからなおさら。 サガン鳥栖来年はやってくれるかなあ? 防弾チョッキを試してみたくなった二人を悲劇が待っていた ほんとまぎらわしいですね。 今時の男子は「幼児的、バ
5. 今年最後の日になっても  [ 中の上。 ]   2005年12月31日 02:30
色々紹介していきます。 だって、年が変わるっていっても結局は1日過ぎるだけだし。 はぃ、嘘です。わくわくしてます。 ヒルトンホテル拡大 そーいえば昔パリスがテレビに出だした頃は、まだ「ヒルトンのご令嬢」って雰囲気だったなぁ。。。 livedoorが...

この記事へのコメント

1. Posted by ダイアモンド   2004年12月16日 18:04
象が踏んでも壊れない筆箱はまだありますよ。
http://www.rakuten.co.jp/hands/496268/496306/496352/523157/

ただ、「これ、象が踏んでも壊れないんだよ」といって自分で踏み潰したって話、よく聞きましたし見たような気もします。
2. Posted by ペンケースクラッシャー   2004年12月16日 20:09
昔,友達が「これ,象が踏んでも壊れないんだぜ!」と自慢してた筆箱を,
「どれどれ.では試そう」と踏んで壊してしもたことがあります.
この馬鹿な二人組と似たようなもんですなぁ.

あとで聞くと,象の足の裏には,平らな肉球みたいなものがあって,
柔らかいんだそうです.
3. Posted by YAS   2004年12月17日 03:34
畑正憲(ムツゴロウ)先生は象に踏まれたことがあるそうですが
体が地面にめりこんだだけで無傷だったということです。
4. Posted by k1   2004年12月17日 08:57
象が踏んでも壊れない筆箱は、確か発売当時「誇大広告だ!」ってクレームがついて、実際に象に踏ませるまではしなかったものの、ハンマーで叩いて見せるなりして、「なるほど、確かに頑丈だ」と納得させたという逸話があったような気がするのですが。
5. Posted by ムシムシ   2004年12月17日 10:40
この2名が使ったのは、軍隊用の「BodyArmor」であったと思います。トカレフなんかの銃弾を防ぐ防弾チョッキは重さ2kgくらいになるので、実戦で色々荷物を持つ兵士には重いし動き難いからこの2名が使った「BodyArmor」を装着しているのだと思います。

ちなみに、陸自の標準的な装備では「BodyArmor」を使っているみたいです。
6. Posted by おーちゃん   2004年12月17日 10:42
「象が踏んでも壊れない」…サンスターのアーム筆入れのTVコマーシャルは実際に象がプラスチックの筆箱を踏んでいた映像が流れていたように記憶しています。
7. Posted by miccckey   2004年12月21日 15:38
みなさん、コメントありがとうございます。

この記事にリンクしてくれたサイトでも指摘があったのですが、本当の防弾チョッキをしていても、弾が当たると相当痛いようです。骨折などもするみたい。そういうことも考えなかったあたり、この二人は酔っ払っていたか、またはラリっていたのかもしれませんね^^;


8. Posted by 狂悪   2005年04月09日 14:54
像が踏んでも壊れない筆箱 
 
国会で問題になりました、要は国会議員が黙っていてあげるから方式で難癖をつけたのですが,製造元がお金の要求を突っぱねたのです。

 結果製造元の社長が証人喚問されたのですが、国会で製造元の社長は御自分でお確かめくださいと議員の人数分の筆箱と金槌を用意して実験させました。

 結果本家の像が踏んでも壊れない筆箱は、象はともかく人間の力技ではひびを入れることも難しいことがわかり、議員側の負けが確定しました当時の新聞に載ったはずですよ。

 
10. Posted by T   2008年02月16日 00:05
しかしこれ、どうして前2回は貫通しなかったんでしょう。
人が着てない分ペラペラだから、衝撃を受け流してしまったんでしょうか。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔