2004年06月28日
当ブログが週刊ブログ王で初代、二代目に続き三代目王者に

このランキング、5週連続で王者になると、「殿堂入り」になるそうです。あと二週連続クリアできれば、その名誉に預かれることになります。
ところで、ブログって、ちゃんと更新されているのは実は少数派なんでしょうね。筆者も昨年、ブログをあちこちに合わせて4つほど立ち上げてみたけど、どれもほとんど更新せずほったらかしになってしまいました。その反省から、コンセプトをしっかり確立し、その制約の中で書き進めていくのが自分には合っているのだと学習した次第。
今までは、ブログの世界といえば、アクティブなブロガーの相互交流が駆動力になってきたのでしょうけれど、これからは自分でブログを作っておらず、その予定もない「リードオンリー」のブログ読者という層が厚みを増してくるのではないかと読んでいます。
だから、これからのブログランキングは、読み手にとっての利便性を最優先すべきではないかと考えます。ブログ作者が競い合うためのランキングではなくて、読み手がブログの海で遭難しないための羅針盤としての役割がランキングには要求されてくるのではないでしょうか。
そういう意味で、現状のライブドア ブログ ランキングは問題だらけです。これについては、また改めて(特に「インサイダーブログ(=ライブドア関係者の手前味噌ブログ)」について)寓話化した記事でも書こうと思っています。大家さんの家族がそれぞれ最上階の一番いい部屋に陣取っているマンションみたいな有様ですから。
『週刊ブログ王』は、下手するとサイトの秩序崩壊につながりかねない問題を昨日まで抱えていたようですが、管理人さんの臨機応変な対応により見事に危機が回避されたようです。まだまだ参加ブログ数も229件(6月28日正午現在)と小規模なランキングではあるけど、今後の大きな可能性を秘めていると思います。
ただ、正直な意見を言わせてもらうと、カテゴリ別ランキングもあったほうが読み手には便利なのではないでしょうか? 参加ブログが一定数(たとえば1000とか)に達したら、ぜひご検討いただきたいです>週刊ブログ王管理人さま。
メンテが開始してしまうかどうかの瀬戸際《共通性5》
時間までにこの記事を投稿できるかどうか。007などのアクション映画でよくありがちな時限爆弾爆発までに脱出できるかどうかのシチュエーションに似ている。
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2004年06月27日
ライブドア総合ランキングの摩訶不思議
快調に「評点記事」をいくつか書き飛ばせたと思ったら、もう息切れ模様。ライブドアの総合ランキングを午前中に1つ1つ見て行ったのが悪かったかなあ。上位にランキングされているブログには、ここまで書くにはどれだけの労力を要したんだろうと感心させられるものがある一方で、ライブドアのランキングシステムの弱点を突いているだけとしか思えないものも散見される。どれがどうとは言わないけどね。
後者が問題なのだ。私のようなブログ執筆者は意欲をそがれる。ブログに興味を持ってライブドアポータルを訪れ、ランキング上位からブログを見て行った人の多くは、ブログも結局、魑魅魍魎の世界なのかと幻滅するだろう。また、ライブドア関係者のブログ(インサイダーブログと名づけよう)が上位に多いことも、初めて見る人には大きな違和感を覚えさせるだろう。
livedoor Blog Proの組み込みアクセス解析機能に関しても思うことだが、ライブドアには数字を示すだけで、その根拠や計算式を示さないという悪しき傾向がある。内部アクセス解析は個々のユーザーだけが目にする情報だからまだしも、Webの世界に大きく開け放たれた場で公開している数値の根拠と裏づけがどこにも記載されていないのだ。
まあ、結果を見ればおのずと分かることはひとつ。コメントが多ければランキングは確実にアップする。現状では、ライブドアランキングは事実上、コメントランキングなのだろう。
筆者はSeesaaへの移転も少し考えている。信頼性などは使ってみないとわからないが、少なくともSeesaa表玄関のランキングには運営側の良識が感じられる。Seesaa関係者のブログはちゃんと区別されているし、ランキングにも「アクセス ランキング」、「コメント ランキング」、「トラックバック ランキング」の3つがある。
ところで、昨日の新機能追加に伴い、携帯用のライブドアブログ入り口も改良されたようだ。カテゴリ別のランキングも10位まで表示されるようになった。以前は総合ランキング10位までと、新着10件までしか表示されなかったので、大きな改善だと思う。
おかげさまで当ブログもカテゴリ別ランキングなら、本日現在でかろうじて10位に位置している。しかし、このポイントの少なさはいったい何を意味しているのだろうか。ライブドアに移転してから1ヶ月あまり。ほぼ毎日書き込んできたし、アクセス数もライブドア内部解析ならもうとっくに3万件に達しているだろう(表のカウンターは8000弱だが)。
まあ、この問題は筆者自身が気にしなければすむだけのことともいえる。少なくともこのブログのポイントが高くないことに関しては。
だけど、ブログの世界も、これからはブログ愛好者どうしの競争や交流だけではなく、一般のインターネットユーザーのことも配慮すべきではないかと思う。自分はブログを作っていないし、作る予定もなく、もっぱら有益な情報や楽しい記事などを読みたくてブログの世界を探索しようとしている人たちのことを。
そういうユーザーが今どういうブログに人気があるのかを知ろうとしたら、ライブドアなどのランキングは羅針盤の役を果たすと言っていいのではないだろうか。なのに、ランキング自体の根拠が明らかにされておらず、実際に見に行くと一般の人には、どうしてランキング上位なのかが理解しがたいブログも少なくないわけだ。しかも、手前味噌(インサイダーブログ)を可愛がる傾向さえある。
もう少しなんとからならないものかと思う。
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2004年06月26日
ミミズの仲間を貝の一種と偽って刺身に《びくびく度1》
可愛いからダメというのなら、その逆はどうだ? 実は具体的なプランが既に上がっていた。ユムシである。Aさんは何度かユムシを食べたことがある。貝の仲間だと言われれば、そんな気もする味だ。美味と言っていい。
だけど、まず第一にネーミングが悪いなあ。最後にムシと付く名前の食べ物は、拒絶反応を引き起こしがちだ。まあ、チャワンムシなどの例外もあるが。
とにかく、ユムシではまずい。別名を調べてみたが、その形状からしてろくな別名がなさそうだ。英語はどうだ? Echiuroidea? なんと読めばいいか分からんぞ。そういえば、韓国料理の店でユムシを食べたこともあったぞ。そうだ、「ケブル」というのだった。韓国でよく食べられている貝の一種だとごまかせば大丈夫だろう。
ちなみに韓国語の「ケブル」という名称の由来は、イヌのペニスという意味だそうである。これによく似た意味を持つ日本語の「イヌフグリ」が青紫の可愛い花をつける植物の和名であるのとは対照的だ。
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モバイルlivedoor Blogの閲覧性7ポイントから9ポイントにアップ!
いくら美味で健康的でも食用に向かない動物《まぎらわしさ評点1》
「動物園には、ウシやブタっていないよねえ」
「そうねえ、うちの会社にはたくさんいるのにねえ。カバとかトドとかペンギンもいるかしら」
「そういう話じゃなくてね。食肉になる動物っていないように思うのよ」
「ニワトリは?」
「でも、変わったタイプのニワトリばかりでしょ? 羊とかヤギならいるけど、日本ではあまり食べられない」
「そうねえ」
「つまり、子供たちがお肉を食べるのを嫌がらなくするためじゃないかと思ってるのよ」
「別に子供じゃなくても、ブタとかウシを見て可愛いと思ってしまったら食べづらいものよ」
それを聞いて、なるほどと思った。高たんぱく・低カロリー・美味と三拍子揃ったダチョウ肉をメニューに取り入れたのだが、期待を大きく裏切って不人気なのだ。ダチョウは、動物園の人気動物ベストテンには入っているだろう。そういえば、姉の娘(小3)もこの間、ダチョウの絵で市長賞をもらっていたじゃないか。

で、次の週、ダチョウ娘が再び同僚と店にやってきた。
ダチョウが消えたメニューを見て、きっと好感を持ってくれるはずだと思って、ダチョウ娘の一挙一動に注目した。ところが、あまりにも意外な反応。
「あれ、ダチョウがなくなって阿波尾鶏に変わってるわ。せっかく今度頼もうと思っていたのに」
なんて紛らわしい言動と紛らわしい容姿の女性なんだ。Aさんは今までの自分の密かな想いが消し飛ぶほどにがっかりした。
本件の紛らわしさは、これまたAさんの勝手な思い込みと思われるので、最低点の1点と評価します。なお、OL二人組みの会話に出てきていたように、動物園で人気のある動物は、いかに美味で健康食であろうと食用としてマーケティングするには相当な障害があることを覚悟しておくべきですね。
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博士解放される《不幸中の幸い度5》

コンピュータを何らかの形で使って、何らかの病原ウィルスの感染を促進させたいのであれば、たとえば、次のような方法があるのではないかと、一応、博士さんは連中に提案してみた。
2004年06月25日
チューブ状の全天候型自転車専用道路網《ありえる度3》
最近の自転車の無謀運転には目に余るものがある。信号無視、夜間の無灯火、携帯で喋りながら、あるいはメールを読み書きしながらの走行、歩道上を猛スピードで駆け抜けるなど、危険極まりない。
しかも、最近は青少年を中心に奇妙な自転車の乗り方が流行の兆しを見せているようだ。本来なら写真をお見せすると早いのだが、写真がないので文で説明すると、両肘をハンドルのグリップに乗せて (ちょうど食卓の上に肘をつくような姿勢で)、異常にゆっくり進むというもの。即座にブレーキをかけられない状態での走行となるので、ゆっくり走るのだろうが、これに携帯メールの読み書きがプラスされると、やはりかなり危なっかしい。
筆者が自転車で移動することはほとんどない。都市部で暮らしており、毎日ジムでエアロバイクを漕いでいるというにもかかわらず、普段の脚は自動車なのだ。人力発電の可能性に言及したのは、われながら大きな矛盾といわざるを得ない。まあ、人間誰しも矛盾を抱えているものだ。
昔から、道路交通に関しては、大きな危険性要因として「混合交通」の是非が議論されているようだ。歩行者、自転車、バイク、乗用車、大型車両が同じ道路を通行するから危険性が高くなるのだ。とりわけ、自転車は、現在の交通システムからみて、あまりにも中途半端な存在である。自転車が歩道上を走行することは、原則として認められていない。歩道に自転車用エリアがあれば、そこを走行してもよいのだが、実際には、こんなルールは有名無実化している。自ら進んで車道を走る自転車もよく見かけるが、あれもかなり危険だ。
そこで、都市部を中心に、チューブ状の全天候型自転車専用道路網を建造することを提案したい。筆者の試算によると、高速道路1kmを建造するコストで、このタイプの全天候型自転車専用道路50kmを建造できる(根拠なし)。省エネ効果についても、都市部で昼間70%減まで期待できる(あてずっぽ)。
自動車専用道路は、逆方向の一方通行を組み合わせた二車線とする。自転車だけでなく、ローラーブレードや一輪車、あるいはランニングでの通行も可とする。
チューブは地上6メートル以上の高さに架設する。既存の高架道路なども利用する。地上の重要スポット・主要交差点ごとに、その手前数十メートルからスロープを設け、地上から出入りできるようにする。
問題となるのは、駐輪スペースであろう。自転車の台数がどこまで増えるかわからない上、駅周辺には駐輪が集中するはず。本件の「ありえる度」、とりあえず3ポイントと評価。合理的なプランだとは思うのだが、世の中、簡単には行かない。自動車業界が文句を言うだろうし、経済効果もあまり見込めないアイデアだからね。
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2004年06月24日
livedoor Blog Proのアクセス解析について(要望・提案)
3ヶ月、有料ユーザーは1年間、livedoor Blog PROを利用できるようになります。とのこと。既にlivedoor Blog Proを使っているユーザーの立場から言わせてもらうと、blog Proで一番わけのわからない機能はProに組み込みのアクセス解析かもしれません。組み込みのアクセス解析の数値は、shinobiなどのアクセス解析の数値と大きく異なるからです。
この件は、開発ブログの05/26付け記事「アクセスログの数値について」にもコメントとトラックバックをつけて、数回質問しているのですが、未だに回答がありません。
一例として当ブログの06/14〜06/23の10日間の違いをご覧に入れます。続きを読む
ライブドアのロゴと社名が変わる?《ありえる度 7》(こうさぎ)
何の参考情報も見つからんぞ。
まぎらわしいことするなよ。
という声が聞こえてきそうな気がします。
だけど、火星にこうさぎ棲息からお願いして、あそこに出てるわけじゃ
*このエントリは、こうさぎの「火星にこうさぎ棲息」が書きました。
人類が自分たち自身を俯瞰することの大切さ
俯瞰すること、それはすなわち、より客観的でグローバルな視点に立脚せよというメッセージだ。理解し合い共に生きるという世界が実現したときこそ、僕ら人類にはその視点が手に入る。コスモスという番組の中で、セーガン博士は対立し合う人類を嘆いていた。あれから20余年、残念ながら僕たちは未だに理解し合えていない。と書いておられます。この意見には、筆者もかなりの部分共感を覚えます。この「俯瞰」という視野が人類には根付いていないと思います。
たとえば、企業が環境問題に取り組むのは、地球を「俯瞰」しているからではない。目先の数字を達成することで社会的評価が上がることをもくろんでいるだけか、あるいは法的要件を満たす必要があるかのどちらかでしかない。人間の経済的活動は、本来的に「俯瞰」という視点とは相容れないような気もします。
イラクの件にしても、俯瞰という視野はどこにもありません。米国大統領は、部分的な分析を繋ぎ合わせた結果、イラクを潰しにかかるのがベストだと判断した。経済的にメリットがあると考えたから戦争に踏み切った。ひとつには自国の軍需産業、もうひとつは石油の利権。ブッシュさんは、自分が在位の間にその結果を出す必要があった。思い通りの結果になる可能性が仮に1パーセントしかなくても・・・
宇宙開発が遅れたことにしたって、そもそもは目先のことを重視する傾向が強くなったからではないのかな。四半期ごとの数字を上げることだけを目標に経済活動が進められてきたのが近来のアメリカという国だったように思います。
だから、俯瞰するという考え方は、一種のユートピア思想みたいにとられてしまうかもしれない。そんなヒマがあるんだったら、1ヶ月先のことを考えなさいといわれるのかもしれない。
人類が自分たち自身を俯瞰する視点を持つには、よほどの余裕が生まれるか、さもなければそれこそエイリアンによる侵略の危機みいなことに全人類が追い込まれないと難しいのかも。利害がゼロになるか、全人類の利害が完全に一致するかのどちらかでないと・・・
この点においては、筆者はDPR-Japanさんほど楽観的にはなれないのかもしれないです。だけど、俯瞰するという視野を持つことの重要性にはまったく同感です。なんだか結論が出ない文になってしまいましたね。
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ギャンブル嫌い?
筆者は基本的にギャンブルをしない人です。前に「都会のセミは知っている...《はかなさ評点 8》」でギャンブルや投機に対して否定的なニュアンスのことを書きました。続きを読む