2004年06月09日

ブログが悪者にされる《ありえる度 9》

長崎の刺殺事件に関しては、チャットや掲示板が子供の非行の温床みたいに言われているようですが、カッターナイフについては、管理を徹底するとかいう話はあっても、カッターナイフそのものを悪者視する意見はありませんね。いろんな犯罪に自動車が使われていますが、自動車自体(特にワンボックスカー)を犯罪の温床と糾弾する話も聞いたことはないし。

だけど、ネットがからむと、いつもネットが悪者にされますよね。要するに「エスタブリッシュメント」の問題なんでしょうか。メディアにしても教育機関にしても政府機関にしても、上層部の人のコンピュータリテラシはまだまだ低いといえるでしょう。カタカナ語ばかり使って済みません。わざとなんです。たいていどこの組織でも上層部の人はカタカナ語を出されると知ったかぶりしがちでしょ?

要するに、エライサンにとってコンピュータはまだまだ「舶来品(一般には死語)」であって、自分から使いこなすものじゃない。運転手付きのハイヤーに乗ってる気分で、秘書や部下に入力させておけばいい。それに対するアンチテーゼとして、社長ブログが流行してるんでしょうけど。

さて、ぼちぼち、ブログの世界にもババヌキのジョーカーが回ってきそうですね。たとえば、次のようなことが考えられます。

  • ブログのコメントを通じたバトルで恨みを持った人物が相手を監禁して立てこもり
  • ブログのランキング争いが少年の集団暴行事件に発展
  • トラックバックに飽き足らず、リアルワールド・トラックバックなるストーカー行為が流行
こうなると、今まではブログやってますというと尊敬のまなざしで見られていたのが一転して、あなたも異常者の仲間なのねという目で見られるようになります。

本件の「ありえる度」はかなり高く、9点と評価いたします。

【7月31日付記】

究極には、ネットは信頼度が低く、ウソが多いという見方をされがちなのかも。夕刊フジBLOGの記事「ネットアイドルのスカウトを提案…会ってみたら写真修正だった!」でも、所詮、ネットはバーチャルな世界でしかないという結論が出されています。

写真修正は論外としても、実際にきれいな女性でも予想外に暗い性質の女性が多いという記述があるのですが、これには疑問符を付けたい気がします。日常生活の自分とは別人をネット上で演じているというわけだけど、最近のタレントって地のキャラで勝負するんでしょうか? 別の自分を演じるのは、タレント業に必須の才能の1つかと思っていましたが。

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2004年06月08日

コンピュータ→人感染?《ありえる度 7》

自宅前で、怪しい外国人4人組に拉致されてしまった山田博士さんは、連中のアジトに監禁されている。目隠しされた後、何時間もクルマに乗せられたが、クルマ以外の乗り物には乗っていないので、日本国内のどこかであることは確かだ。地下室のようなところで、バス・トイレもある。

インターネットに繋がったPCが何台も置かれていた。四人組は、自分たちが世界的に超有名なテロリスト組織のメンバであることを山田さんに話した。そして、山田さんにとんでもないことを命じたのだ。

拉致した4人組には含まれていなかったもう一人の外国人がいた。その男は、かなり流暢な日本語を操る。たぶん、日本で10年は暮らしてそうに思われる。しかし、山田さんを博士と信じている点に違いはなかった。

「コンピュータウィルスではなく、病原体のウィルスの話から入りましょう。鳥インフルエンザが流行したのも、わが組織の仕業だったのですよ」と男が言う。山田さんは、本気にしなかった。ハッタリに違いない。

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まぎらわしい人名《まぎらわしさ評点 7》

cover 紛らわしい名前の人をときどきみかける。筆者も実は性別がまぎらわしい名前の持ち主だったりするが、それはさておき、4月に亡くなった日本マクドナルド創業者、藤田田氏の名前など、氏が有名になるまでは非常にまぎらわしかったのではないか。たぶん、こんなことがよくあったのではないか(ひょっとしたら自伝とかに書いてあるかもしれないけど、読んでないので想像です)。
  • 小学生のころ
    「やーい、ふじたた、ふじたた」
  • 中学生のころ
    「おーい、ふじでんでん、元気かあ?」
  • 入試会場で
    「答案用紙には、ちゃんと氏名を記入しなさい。しかも、田の字がダブってるぞ」
さて、話は変わる。ソフトウェア開発者の山田さんは、ある日、自宅前で怪しい外国人4人組に拉致されてしまった。山田さんは、最近、彼女に誕生日プレゼントとして表札を贈ってもらったばかりだった。表札をプレゼントするなんて、変わった彼女だが、それはさておき表札には山田博士」と刻まれていた。彼は、ひろしという名前だったのだ。

「ヤマダハカセですね」と、多少日本語のできるらしい男が山田さんに確認した。

「え、ひろしと読むんですよ。ハカセじゃないです」
「ウソを付くでないぞ。お前がコンピュータウィルス研究の有名のヤマダハカセのことは調査済みのことよ」
「だから、ハカセじゃないって。たしかにウィルスの専門家ではあるけど」
「うるさい。一緒に来てもらうぞ」

相手が外人だったせいもあるのか、妙に現実感がなく抵抗する気にもなれなかった。山田博士という博士がいるのだろうか・・・と、山田博士さんはぼんやり考えながら男たちに両脇を固められたまま、クルマに乗せられ、拉致されて行った。

というような場合のまぎらわしさは、評点7くらいとしておきましょう。日本人の人名は、諸外国に比べバリエーションが豊富なため、少々日本語ができる程度の外国人には非常にまぎらわしかったりします。

え、これで話が終わり? と思ったあなた、実は、この話には続きがあります。キーワードは「異種間感染」。

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人力発電が地球を救う?《ありえる度 7》

6月5日付け「ヒマ新聞」によると、緊急雇用対策として人力発電による新電力事業が開始されるそうです。

筆者は、ジム通いをほぼ日課としていまして、少なくともエアロバイクだけは必ず漕ぐようにしています。毎月、エアロバイクの走行距離は500キロにも達していたりします。常々、自分が消費するエネルギーの無駄さについて考えてきました。資源を大事にしようという世の中の流れと、有酸素運動には相容れないものがあるのではないかと。

ヒマ新聞に記載のこの記事は、もちろん記者のalfanasu氏が「信じること、これ能わず」と書いておられるように捏造ですが(笑)、食べたものを無駄に脂肪にして体に蓄積するよりは、こうして電力に変える方がはるかに資源を有効活用できます。

おおがかりな電力事業とするのには無理があるとしても、個人用にエアロバイク型発電機を売り出してもいいのではないでしょうか? ペダルを漕ぎ続けないと電源が切れてしまうパソコンというのも、運動不足になりがちなデスクワーカーにうってつけなので、企業単位での購入もあるかもしれません。そういうベンチャ、誰かやりませんか?

政府主導の新事業は何かと失敗しがちですが、民間主導の人力発電普及なら、ありえる度7くらいには評価できそうに思います。

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宇宙からウィルスが飛来?《ありえる度 6》

coverウィルスといっても、コンピュータウィルスの話ではありません。病原体のウィルスの起源に関するお話。

かのライアル ワトソンも『生命潮流』などの著書で言及していますが、ウィルスは宇宙から飛来してくるという説があり、一部では真剣に研究されているそうです。

昨年、SARSが大流行したときにも、この説が一部で取り沙汰されました。カーディフ大学宇宙生物学センター (ウェールズ) のチャンドラ・ウィクラマシンゲ教授を中心とする研究チームがその説を力説しています。この教授によると「医療の歴史は、宇宙からの病原菌が原因となった可能性のある疫病や伝染病で満ちている」のだそうです。主に隕石に付着して地上に降下したりするのだそうです。詳しい情報は、

「SARSは宇宙からやってきた?」@HotWired Japan
に記載があります (昨年掲載の記事ですが)。

もちろん、これは科学界・医学会の常識から大きく外れた説であり、異端視されているようです。「SARSや他の感染症が隕石によってもたらされたことを示す科学的根拠は何もない」というのが一般的な反応。

しかし、今年春先世界を震撼させた鳥インフルエンザにしても結局、その起源と感染経路は不明のままですよね。宇宙から東アジアを中心にウィルスが降り注いだと考えれば説明は簡単かもしれません。と同時に、もしそうなら、何の対策も講じることができないことを意味するわけでもありますが。

ともあれ、本件に対する筆者の独断的「ありえる度」評価は6点です。この評点について説明しておきますと、5点が「ありえない・ありえる」が五分五分であることを意味します。よって、6点は、ありえるの方が少し可能性が高いことを意味します。

熱に弱いウィルスがどうやって大気圏突入時の熱に耐えるのかとか、素人目にも突っ込む余地はいろいろありそうに思いますけどね。

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ありえる度

「ありえる度」は、もちろん筆者の造語。「ありえる度」カテゴリでは、主に、以下の2つのパターンの話題に関して、筆者が独断的な10段階評点を付けます。
  1. 冗談みたいだが、ありえなくもない話
    常識的に考えて、ありえないと判断されるようなことがら。しかし、人類の歴史を振り返ると、天動説から地動説への転換に代表されるように、常識はしばしば塗り替えられてきました。
  2. 誰しも触れたくはないが、実際にはありえる話
    本当はありえるのだが、みんな気にせず生きているので、自分も気にせずにいたいというようなことがらや、自分が抱えていることは分かっているが、あえて触れずにいたい個人的リスクなど。
抽象的で分かりにくい説明かもしれませんが、今後、このカテゴリの記事をどんどんアップしていく予定。

miccckey at 13:51|Permalink はてなブックマーク - ありえる度
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clip!用語の定義 

2004年06月07日

キッズ系からのアクセス《びくびく度 3》

ブラックジョーク系のブログを運営しているMさんは、ある日のこと、アクセスログを見ていて、「gooキッズ」や「キッズyahoo」からのアクセスが何件もあることに気づいた。いずれも「擬態」というキーワードで飛んできたものだった。たぶん、理科の勉強をしているときに参考になる情報があるかと思って見に来たのだろう。

だけど、なんだか落ち着かないぞ。まだ何も悪いことしてないのに、おまわりさんに出くわしてびくびくしている中学生のような気分だ。キッズ用の検索エンジンから飛んできてるということは、俺のブログにNGワードが含まれていないということなんだろうけど、健全な青少年の育成の妨げになるような教育上好ましくなく、場合によっては有害であったり、青少年に間違った観念を与えたり、青少年の純粋な気持ちを踏みにじったり、反社会的であったり、明るい未来への希望を失わせたりするような不健全性を帯びた情報を俺は書いていないと自信を持って言えるのか。

というようなケースのびくびく度は、3点くらいに評価しておきましょう。別に不健全な情報が含まれていたって、このブログをフィルターアウトしそこねてしまう「キッズ用検索エンジン」の性能が悪いだけのことですしね。(原案 by Shih Tzu)。

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飛び降り

このブログの筆者はあまり自分の体験を語らない方針にしているのだが、人が高いところから落下する瞬間ないしはその直後を目撃したことが何度もある。

最も古い記憶は幼稚園時代までさかのぼる。2階から仲良しだった女の子が転落する一部始終を目撃した。骨折だけで助かったのだけど。

一番最近の記憶は、自分が住んでいるマンションの中庭。かなり硬い素材でできている落下防止用の網(2階部分)に女性が引っかかっていた。というか、めり込んでいた。

窪塚洋介さんは9階から落下して意識があったとのことだが、その女性は14階から落下して意識があった。救急隊員に助け出されるまでの間、痛い痛いとうめいていたのを克明に覚えている。

そのとき、まさか中庭に向かって飛び降り自殺する人はいないだろうと思ったので、事故だろうと思い込んでいたのだが、発作的に飛び降りたのだということを翌日、同じマンションの住人に聞かされた。

その後、その女性が回復したかどうかは知らない。というのも、うちのマンションの住人ではなかったからだ。あの状況からして脊椎などに損傷を負っている可能性もありそうだったし、内臓が損傷していたとしたら後で容態が急変したかもしれない。事故直後に意識があったからといって、九死に一生を得たとは限らない。

筆者が住んでいるマンションは、都心部にあり、しかも自由に出入りできることから、年に1、2回は飛び降り自殺があった。住民ではなく、外部の人が飛び降りるのだ。その直後の悲惨な状況を3回ほど目撃している。

不思議なことに、お払いをしてもらうと、急に自殺が途絶えた。2階部分の網に引っかかっていた女性は、ずいぶん久しぶりの飛び降りだったわけだ。

窪塚洋介さんが自殺未遂だったのかどうかは、まだ不確かなようだが・・・

さすがにこの手の話を「評点記事」にして茶化すつもりはない。ちなみに筆者自身、墜落した経験もある。自殺未遂ではなく、その昔山登りをしていた筆者が単独行中に遭遇した事故だったのだが、幸いかすり傷で助かった。

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miccckey at 02:08|Permalink はてなブックマーク - 飛び降り
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clip!Essay 

2004年06月06日

携帯からのブログ閲覧 ― 代表的サービスを10段階評価

一連の記事からは、まったく趣向が異なりますが、個人的に興味があったので、代表的ブログサービスのそれぞれについて携帯電話からの閲覧のしやすさを調査し、評点を与えてみました (6月6日現在の仕様に基づく)。ごく少数のブログをサンプリングして調べたものなので、例外もあるかもしれませんが。

また、これらはPCでアクセスするときと同じURLに携帯からアクセスした場合の調査結果です。Doblogのように携帯専用のインターフェースが用意されているケースもありますが、それは考慮していません。

  • Seesaa − 評点: 9.5
    記事一覧画面が表示される。ハイパーリングも維持される。コメントの読み書きとトラックバックのチェックも可能。別カテゴリへの移動も可能。ナビゲーション性の高さでは、ダントツの一位。サーバが重いときがあるのが難点か。
  • goo − 評点: 7.5
    記事一覧画面が表示される。表示は軽快。改行は維持されるがハイパーリンクは消えてしまう。
  • livedoor − 評点: 7
    記事一覧画面が表示される。表示は軽快。しかし、改行記号が自動削除されるほか、ハイパーリンクも消えてしまう。コメントの閲覧と投稿が可能な点は評価できる。
  • News Handler − 評点: 4
    いきなり最新記事が表示される。一番下までスクロールすると前の記事に移動するためのリンクが表示される。サーバが重いことが多い。当ブログも最初はNews Handlerで立ち上げたが、あまりの重さに我慢できず、ここに移転してきた。
  • ココログ − 評点: 2
    htmlがそのまま読み込まれてしまう。携帯で閲覧するには無理がある。
  • doblog − 評点: 2
    htmlがそのまま読み込まれてしまう。携帯で閲覧するには無理がある。
  • blogzine − 評点: 2
    htmlがそのまま読み込まれてしまう。携帯で閲覧するには無理がある。
  • Excite − 評点: 1
    htmlがそのまま読み込まれてしまう。cssまで読み込まれてしまう。携帯で閲覧するのは事実上不可能。
当ブログもLivedoorを使用しているのですが、改行が消えなければ評点8.5くらいを与えていたでしょう。改行が消えると本当に読みづらくなります。改善を望みます>Livdedoor開発部御中。

なお、当ブログでは、これからときどき、このような実用物の独断的評価記事も掲載していくことにします。

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miccckey at 17:14|Permalink はてなブックマーク - 携帯からのブログ閲覧 ― 代表的サービスを10段階評価
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clip!実用系 

そんなものが誘致されたら...《はた迷惑評点 9》

看板に偽りはないとしても...」のお話で大型ペットショップの看板に惑わされた家族連れのGさんは、高速道路には戻らず、そのまま市街地の道に沿って車を走らせた。

瀟洒なマンションに面した交差点で信号待ちをしていると、娘がまたしても看板を見つけた。まだ幼稚園年長だが、読める漢字が既に数十はあり特に「犬」と「猫」の2文字には異常なほど敏感に反応するのだ。

「あの建物、ペットショップなの?」
「うーん・・・。違うみたいだね。あそこにワンちゃんの幼稚園が出来る予定になってるみたいだよ」とGさん。こんな市街地に犬の繁殖場って前代未聞だと心の中でつぶやいたが、娘に説明するのははばかられた。
「はた迷惑な話じゃない?」と思わず奥さんが口をすべらせる。「あんなきれいなマンションにせっかく引っ越してきたかと思ったら、昼夜を問わず騒々しくなるだなんて」

「はた迷惑って何?」とお嬢ちゃん。
「たくさんのワンちゃんがほえたりしたら、まわりの人はうるさいと思うでしょ」
「そんなことないよー。にぎやかで楽しいと思うなあ。ワンちゃんの幼稚園が出来たら、見に来たいよー」
「はいはい。そうしましょうね」

信号が変わったので、Gさんたち一行はそのまま通り過ぎた。

ちょうどそのころ、「知らない方がよい秘密を..」のお話で、引越し先の部屋で最近自殺があったことをおしゃべりな刑事から聞かされた舞台女優のC美さんは、部屋に戻る気がしなくなり、友人の家に居候しながら、またしても新居を探していた。きれいで設備も整っているのに、家賃も初期費用も安いマンションって、やっぱり裏があるんだ・・・と学習したものの、やっぱりそういう物件を探さざるを得ない。

「安い理由は、あれなんです」と賃貸マンション仲介会社のN氏がC美さんに説明する。C美さんの表情が曇る。いくらマンションの条件がよくても、本当にそんなものが誘致されたら住環境が悪化するわ。

「大丈夫ですよ」とN氏。「あれは、一種のハッタリなんです。あの建物の主はYさんと言って、ここらの地の人で私もよく知ってるんですが、マンション建設をめぐって、いろいろトラブルがありましてね。建設中から、あの看板はありましたよ」

「誘致予定」の看板とは別の面には、これまたショッキングな看板が・・・・。「強盗・殺人・婦女暴行・その他凶悪犯罪多発地帯」と書いてあったのだ。

「えー! こんな怖いところには、やっぱり住めません」
「そりゃ、地方に比べれば、こういう大都会の方が凶悪犯罪の発生率は高いでしょ? この地域で特にそういう犯罪がよく起きているというわけじゃないのです。Yさんにも聞いたんですが、自分はみんなの注意を促すために善意であの看板を付けてるんだそうです」
「そんなー。要するに、嫌がらせじゃないんですか? 変なこと起こりそうでいやだなー」
「そうですか。じゃあ、別の物件を見に行きましょうか? まあ、この物件ほどコストパフォーマンスが優れたものは、めったにないですけどね」

というようなケース、地の人Yさんもマンション建設がはた迷惑なら、マンションのオーナー側もYさんの看板がはた迷惑。マンションの住民は納得の上で入居しているから、はた迷惑ではないんでしょうか? 「はた迷惑」という見地からは評価が難しいケースです。まあしかし、仮にこんな街中に犬の繁殖場が本当に誘致されたとしたら、このマンションの住人だけでなく、周辺地域全体が大いに迷惑します。その場合のはた迷惑度は9点と評価すべきところでしょう。(なお、上の写真と話の内容は無関係です)。

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評点に異議あり?

サイドバーにも明記してあるとおり、「評点」の点数そのものにあまり重要な意味はありません。一定の着眼点(「不公平さ」)とかを定めて、そこから物事に突っ込みを入れていくための補助的なツールに過ぎません。

評点に異議がある場合は、あなたが付ける評点をコメントとして記入してくださいね。

筆者の書き込みスタイルからして、コメントやトラックバックを拒否しているかのように見えるかもしれませんが、決してそんなつもりはありませんので、誤解なきよう。


絶滅危惧種のゴキブリ《不公平さ評点 5》

たとえ、ゴキブリでも絶滅寸前なら保護してあげないと・・・という優しい気持ちになれますか?

オオゴキブリ

「オオゴキブリ(学名: Panesthia angustipennis spadica)」さんです。体長約40mm、山林部で暮らしていて、朽木の中に幼虫や成虫が群棲し、腐朽木部を食べているそうです。幼虫や成虫が群棲しているなんて、気持ち悪いですね。気持ち悪いのですが、準絶滅危惧種として『愛知県版レッドデータブック』に記載されているそうです。(詳細については、上の麗しきお姿をクリックしてみてください)。

さらに、オーストラリアにも、絶滅寸前のゴキブリが一種いるそうです。学名はPanesthia lata、通称は生息地にちなんでLord Howe cockroachなどと呼ばれているそうです。こちらも山林で暮らしていて、朽木を食べるそうです。残念ながら、こちらは麗しきお姿のお写真が見つかりませんでした。絶滅に瀕している原因は、Lord Howeという島に本来棲息していなかったネズミの一種を移入したからだそうです。

どちらも人間の暮らしには干渉してきていない、控えめなゴキブリさんですね。人間の世界と同じく、ゴキブリの世界でも「あつかましさ」が足りないと損をするみたいですね。

さて、あなたなら、保護してあげようと思いますか?

「えー、ゴキブリなんて、地球上から完膚なきまでに駆除して絶滅させればいいじゃないか」というお答のあなたの不公平さは満点の10と評価させていただきます。

と言いたいところですが、筆者にしても、学生時代、アパートで寝ているときにゴキブリがパジャマの中に入ってきて素肌の上を這い回ったという経験があって以来、ゴキブリを見ると文字通り身の毛がよだつ気がするほど。よって、不公平評点は半分に減らして5点くらいとしておきましょう。



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